MONSTAR

おとぎ話を捨てて ぜんぶ 今ここで つくってしまおう

はぎみゅを育てる

はぎみゅ(5)を養子にしました。どういう風に育てますか?2人が就職するまでを妄想してください。

というお題をaskでいただきまして、こちらで回答させていただきました。


最初は私が育てるって設定で考えたんですけど、どーーーうしても上手くいかなかったので、私じゃなくて安井くんがはぎみゅを育てるって設定に変えました。勝手に設定をいじってごめんなさい。もうただ私が楽しかっただけの文章になりました。





*******************************

2016年1月。みゅうとくん(5)とけいごくん(5)が安井家にやってきました。理由はよく分かりません。ちなみに安井くんは24歳 社会人2年目です。出版社で働いています。ちなみにお隣は真田くん。安井くんが住んでるマンションの大家さんの息子です。

「「よろしくおねがいします!!」」
元気だけはいい2人。なんかよくわかんないけど、どうしようもないので育てることになりました。安井謙太郎、父になる。

安井家の教育方針は
「“やりたい”って言われたことは何でもさせてあげる(ために自分は死ぬ気で働く)」
です。以上です。



ひとまず4月になったら保育園に入れます
保育園で最初に2人にできたお友達は、京本たいがくん(5)です。みゅうとくんとたいがくんはやがて噛みあう仲になります。噛みあうとは…?ってはてなマーク飛ばしてたら、けいごくんが「まえからずっとかんでたよ」って教えてくれました。前まではけいごくんのことも噛んでたらしいんですけど、強く噛みすぎてけいごくんがちょうちょう怒ったそうで。みゅうとくんが大泣きするくらいけいごくんが怒っちゃったから、しばらくは噛むのをやめてたみたいですけど、たいがくんと出会ってしまったばっかりに再発したようです。「血が出るほど噛むのはだめだよ」って言ったんですけど、守れるわけもなく、何回か包帯のお世話になります。保育園の連絡帳で先生から「ちゃんとお家でも言ってくださいね」って安井くんは怒られます。可哀想に。でもこれでたいがくんとは親友になっていくんだから、人生何があるか分かりませんね。
ちなみにけいごくんの連絡帳には「いつも静かでいい子です」って大体書いてあります。良い子です。ときどき何かが爆発したように騒いじゃうみたいですけど、概ね良い子です。


安井くんの帰りが遅くなるときは、お隣の真田くんに2人を預かってもらいます。2人とも最初は「さなぴー」って呼んでたのが、いつのまにかすっかり仲良くなって「さなじい」って呼ぶようになってました。まるでお爺ちゃんと孫。


安井家に来て初めての2人の誕生日にはディズニーランドに行きました。その休みをもぎ取るために連日残業していたら、気付けば自分よりも真田くんに懐いている2人がいて、1人で反省会を開いた安井くんがいたとかいなかったとか。お仕事がんばってる安井くんの前では元気にしてたけど、「きょうもけんちゃんおそい?」「お仕事忙しいんだって。」「おしごとならしょーがないか」ってちょっぴり淋しくなりながら真田家で待ってるみゅうとくんとけいごくんが、いたとかいなかったとか。
……良い子や。泣けるわ。もうみゅうとくんとけいごくんは永遠に5歳のまんまで安井家にいればいいと思うんや私は。

ディズニーランドに行った日は、そりゃもう2人のテンションは朝から最高潮です。だって久しぶりに安井くんと一緒に過ごせるんですから。夢の国に行くよりも安井くんと1日一緒なことにはしゃいでるみゅうとくんとけいごくん。安井くんを真ん中にしてずーっと手を繋いでにこにこしてます。チップとデールのカチューシャした2人はめっっっっかわでした。最高でした。「みっきーだ!」「みにーだ!」「どなるども!」「でいじーも!」ってはしゃぐ2人は天使でした。この子たちはそのままこの夢の国に住めるな、と思いながら写真を撮りまくった安井くんでした。


そうこうしてクリスマスも過ぎ(真田くんにサンタの格好してもらってクリスマスパーティーをやりました)、新しい年を迎えた3人。これから毎年、誕生日もクリスマスもお正月も、全部楽しく迎えられたらいいなと思いながら、みゅうとくんとけいごくんが安井家にきて1年がたったのでした。



このまま続けると永遠に終わらないので、小学生以降はダイジェストでお送りします。



ぼっろぼろに泣いて全然ビデオに撮れなかった保育園の卒園式も終わり、4月から2人は小学生です。ぴかぴかのランドセルを背負って2人は登校していきます。小学校まで近所の子たちと集団登校です。班長は拡輝くん(小6)。実質的班長は副班長の如恵留くん(小5)が頑張っています。2人に手繋いでもらって学校まで行きます。班には顕嵐くん(小3)と海斗くん(小3)もいます。最初のころは、心配した安井くんがこっそり学校まで着いていってたことは内緒です。


中学校は近くの公立の学校にそのまま進学しました。美勇人くんはサッカー部に入り、慧悟くんは帰宅部で図書委員になりました。2人ともそれはそれはモテました。入学当初から「イケメン双子がいる」って話題で持ちきりでしたから。毎年バレンタインの時期は戦争です。朝から放課後までチョコレートをもらい続けます。大量のチョコを持って帰っては、家で数えてどっちが多いか勝負していました。それを見て安井くんは「すげー」って言いながら、会社でもらってきた義理チョコを食べるのが恒例でした。


高校は別々です。学力とか、やりたいこととか、学力とか学力の問題でそうなりました。今までずっと一緒だったのに初めて違う道を進んだ2人。でもなんだかんだ一緒に帰ったり、休みの日には一緒に買い物に行ったりしてたみたいです。相変わらず仲良し。お互いの高校の学園祭にも毎年安井くんと行きました。「美勇人の/慧悟のかたわれだ!」って相手の学校ではちょっとした有名人になっていたので、行くたびに騒がれていました。


大学は一緒のところに進学。ちょっと離れた大学だったので、2人暮らしを始めました。淋しくて仕方がなかった安井くん。子離れできない安井くん。かわいい。

ちなみに進路に関して、安井くんは何にも口出ししませんでした。「やりたいことやりな~行きたいところに行きな~」しか言いませんでした。もちろん、相談されたら引くほど真剣に答えてくれましたけど。慧悟くんが大学選びに迷っているのを見ようものなら、大量のパンフレットを取り寄せていました。美勇人くんが大学受験しようと決めた日には、参考書をどっさり買い込んできました。

慧悟くんが選んだのは農学部。海洋生物の研究がしたかったんですって。
美勇人くんは専門学校への進学か、就職を考えていましたが、次の進路こそは慧悟くんと一緒が良いと思っていたので死ぬ気で勉強しました。ただでさえ痩せていた身体がさらに細くなりました。学部は芸術工学部。建築とかデザインとか音響とかの勉強ができる学部です。かっこよさそう!って名前だけで選んじゃいました。

学部は違うものの同じキャンパスなので、学食で一緒にご飯食べたり、試験前には図書館で勉強したりする姿が目撃される2人でした。試験前は2人してひーひー言っていましたが、安井くんから差し入れをもらいつつ、なんとか留年することもなく進級できたそうです。


2年生になったら、バイトも始めました。慧悟くんはコーヒーの美味しい小さな喫茶店で。ここでコーヒーの世界に惹かれていきます。何度目かのお給料日にはコーヒーミルとか、マスターに教えてもらったコーヒー豆とか買いはじめました。だから慧悟くんと美勇人くんの家からはいつもいい匂いがします。試験前の眠気覚ましには慧悟くんの淹れたコーヒーを2人して飲みます。安井くんにもこの美味しさを知ってもらおうと思ったのですが安井くん、苦くてコーヒー飲めないんですよね。慧悟くんがっかり。そのかわり、ミルクとお砂糖であまーくしたカフェオレを振る舞います。

美勇人くんは学校の課題が忙しすぎたので、短期バイトを月一くらいでやってました。イベントのスタッフとか、試験の採点とかいろんな仕事をやってたみたいです。

最初のバイト代で慧悟くんと美勇人くんは、ネクタイを安井くんに贈りました。ちょっといいお店にご飯も食べに行きました。「「いつもありがとう」」って言われた時にはお店の中にも関わらず、思わず涙ぐんでしまった安井くん。お店を出る時、いつものようにお金を払おうと思って財布を出したら、「もうはらったよ!」「今日は俺らがごちそうするの」なんて言われたもんだから、また涙が。こんなに大きくなったんだなってしみじみと思う安井くんでした。


そして就職活動も終わり、大学も卒業しました。卒論の締切前は本当に死にそうになっていましたが、ふらふらになりながらも教授に提出できました。口頭試問も乗り切りました。2人ともお疲れ様。
3月には卒業祝いと称して、3人で旅行に行きました。最初に3人でディズニーランドに遊びに行った時からもう十数年。あんなに小さかった2人が今では車も運転できるし、お酒も飲めるようになりました。「あんなこともあったね」って旅館でゆっくりお酒を飲みながら、安井家に来たころからの思い出を振り返るんですよ。いやもう泣くしかない。



……最後の思い出、旅立ちの時、みたいに切ない空気になりましたがこの3人、春からはまた3人暮らしに戻ります。また仲良く一緒に暮らしていくのです。幸せな家族のお話はまだまだ続くのでした。  (完)




***********************************



以上がはぎみゅの就職までです。楽しかったです!!!素敵なお題をありがとうございました!

やすいくんの好きなところ10こ

フォロワーさんからのお盆休みに出されたお題。
「やすいくんの好きなところを10こ挙げる」
そもそも私は学生で、お盆休みも何も毎日が夏休みだったけど、便乗してtwitterにやすいくんの好きなところを10個羅列してみた。それが下の10の言葉たち。


【やすいくんの好きなところ】
大きな黒目/かわいい前歯/くしゃっとした笑顔/きゅるんて効果音が似合う仕草/メルヘンな言葉のチョイス/時々の失言/ゆったりとした柔らかな動き/冷たくて噛み付くような猟奇的な表情/全身から発せられる優しいオーラ/芯の部分を見せてくれないところ



それから約10日。その間色んな方が、やすいくんはもちろん、はぎやくんやみゅうとくんの好きなところを10個、大きな文章としてしたためているのを見て、私も単語の羅列をもう少し噛み砕いてみようと思って、この記事を書くことにした。思いのほか時間がかかってお盆休みはおろか、サマステまで終わってしまってどうするよ?って気にはなったものの、せっかくだしちゃんと言葉にしておこうと思って最後まで書き上げた。

ということで、やすいくんの好きなところについてお話します。



1.大きな黒目
黒々として吸い込まれそうな目。可愛い大きな目。ときどき虚ろになる目。どこを見つめているのか分からなくて怖くなる目。楽しそうにキラキラしている目。優しくペンラの海を眺める目。色んなものが詰まっているように見えるあの目は、とっても儚くて綺麗。だけどとっても怖い。恐る恐るその目を覗くと、いつも違って見える。万華鏡のように、キラキラとたくさんの面を見せてくる。やすいくんのそんな目は、なかなか掴めないやすいくん自身の象徴のようにも感じられる。気付けば見つめてしまう、魅力的な目だ。


2.かわいい前歯
私は前歯が好きだ。この項目だけなんか違うテンションでお送りしているけど許してほしい。前歯に愛着を覚え始めたのは安田くんを好きになった時からで、笑った時にちょこんと見える前歯は最高に可愛いと思ってる。やすいくんの可愛い前歯の写真だけ集めた「まえば」って写真フォルダがあるくらいには好き。げっ歯類みたい。あれで食べ物を齧っていると想像するだけで堪らない。でも知覚過敏でアイスみたいな冷たいものは齧れないとかだとなお良い。チャームポイントの1つとしてやすいくんには認識していただきたいと常々思っている。


3.くしゃっとした笑顔
可愛いに尽きるあの笑顔。楽しそうにしている姿が好き。可愛らしい顔から生まれるあの笑顔がたまらない。そもそもやすいくんは可愛らしい顔をしている。小さく丸みを帯びた輪郭に、くりっとしたまあるい目。スッと通った鼻筋に、綺麗に整ったくちびる。それらが絶妙に配置された可愛らしい顔。その顔で笑うのだ。可愛くないわけがない。ちゃんと男の人なんだけど、女の子も顔負けの愛らしさで笑うのだ。ふっと頬が緩んでしまう。心が温かくなる気がする。後ろからは燦々と明かり射しているように見える。それは、決して神々しく後光が差しているような情景ではなくて、暖かく周りを包み込むようなお日様の光が降り注いでいるような情景。そんな明るくて太陽のような笑顔。その笑顔は、私にたくさんの幸せをくれる。たくさんの人を幸せにする。


4.きゅるんって効果音が似合う仕種
笑顔に引き続き、やすいくんはやっぱり可愛いをたくさん持っている。それは外見だけでなくて仕種にも当てはまる。萌え袖。ボディタッチ。上目遣い。ちょっと大げさな動き。顔に添えられる手。袖をくいっと引っ張る指先。ちょっと背伸びをしてみるつま先。挙げてみればきりがない。スクールカーストの頂上に君臨して良そうな女の子。爆モテDKの女の子バージョン。そんな言葉が似合う数々の仕種。一歩間違えば「あざとい」と一蹴されてしまいそうな仕種たちだけど(実際「狙ってるな、あざといな」って思う瞬間もあるけど)、でもやっぱり可愛くて、ニヘラって笑いながら見てしまう。そんな仕草にはきゃ行が似合う。「きゃんきゃん」「きゃぴきゃぴ」「きゅんきゅん」「きゅるん」って効果音が似合う。時々見える。

だけど、それらの仕種をしているのは確実に男の子なやすいくんで。性格や発言に男の子らしさが表れているのは言わずもがな、いくら小さくて丸いフォルムをしているとはいえ、袖から覗く手はちょっとごつごつしているし、可愛らしい顔からちょっと目線を降ろすと、そこにはのど仏がある。当たり前だけど、そこにいるのは男の人だ。そんなアンバランスさを越えて、やすいくんは可愛らしい仕種を魅せてくる。


5.メルヘンな言葉のチョイス
やすいくんの言葉選びのセンスは素敵だ。それまでは「優しくてかわいい人」だったやすいくんに対して、「あ、この人面白い人だ」と私に思わせるきっかけだった。『いつか銀テープ降らせるから』『頭の中に小さい俺がいて、いっぱいいろんな引き出し開けてる』。言葉遣いに独特のセンスがあって、それらは文字に起こしても素敵な言葉たち。やすいくんが喋ったって知らなくても、面白いなって思える響きを持った言葉たち。私は本を読むことが好きで、言葉の引き出しが多い人とか、変な言葉の引き出しを持っている人が好きだ。その言葉を思い付ける感性に感動してしまう。やすいくんの言葉のチョイスに対して、「メルヘン」と頭に付けたのは、それらの発言がやっぱりどこか可愛らしいなと感じてしまうからだ。

比喩や情景描写が上手な人は、きっとものごとをよく見ている人だ。そしてそれを、今まで自分が見てきた別のものごとと結びつける力の強い人。やすいくんは、こちらが思いもよらない線で、情景や想いと自分の言葉を結んでくる。分かりやすいけれど、ただ単に平易な言葉づかいではない。幼い言葉づかいでもない。「そこにその言葉を使うのね」ってびっくり箱を開けたような気持ちにさせる、そんなセンスに富んだ言葉を使う人だと思う。それはきっとやすいくんが、普段から周囲をよく見て自分なりに解釈して、整理しておける頭のいい人だから。そしてひゅんって想いと言葉を繋ぐ瞬発的な発想力を持った人だから。

言葉は、自分や自分の感じたことを表現する手段の1つだ。やすいくんが内側で感じたものが外に運び出される1つの器であり、私たちがやすいくんを紐解くための1つの手段だ。やすいくんの考え方が面白いなって思えるのは、やすいくんがその考えをやすいくんの言葉で表現してくれるから。それは、考え方自体が興味深いのか、言葉遣いが興味深くしているのか。それを考え始めると、やすいくんの話を越えて哲学的な話になるから一旦おいておくけど、とにかくやすいくんの言葉遣いは素敵だ。言葉をこんなにも面白く使いこなすなんて、もっともっとやすいくんの言葉を聞きたくなるしかない。惹かれるしかない。


6.時々の失言
やすいくんはよく口を滑らす。1つ前の項目で散々やすいくんの言葉は素敵だと言っておきながらも言う。やすいくんは失言も多い。でも私はそんな失言を聞くと、やすいくんの「ほんと」が見えた気がして、もっと聞きたくなる。
そもそも何を持って「失言」とするかは文脈による。話し手の置かれている状況による。やすいくんにとっての「失言」はきっと、「アイドルらしからぬ言葉」を指す。それは例えば、危ない性癖の端が見えるような言葉だったり、女性の影がちらつく発言だったりする。ファンに夢を見せるアイドルとして、ご法度だと思われる言葉たち。

私はやすいくんに、アイドルであることを求めていない。常々、アイドルだから好きになったわけじゃないと言っている。アイドルだから見ることのできた、知ることのできたやすいくんの魅力はたくさんあると思うけど、それは結果論でしかないと思っている。一人の男の人である「やすいけんたろう」って人に惹かれていると思っている。

やすいくんの失言が好きなのは、だからなのかもしれない。きっと、普段見ているやすいくんがつくった、「アイドル 安井謙太郎」とは違う、ただの、「ほんと」のやすいくんを垣間見ることができた気がして、わくわくぞくぞくしてしまうのだ。禁忌を犯して、アイドルではないやすいくんを覗くことができた気がして、背徳感と共に嬉しくなってしまうのだ。そんなふうに、失言として秘密を落としていってくれるところが好きだ。それがたとえアイドルとして致命的であったとしても、私はどうしても好きだ。


7.ゆったりとした柔らかな動き
やすいくんには、柔らかいって言葉が似合う。それは普段の仕草や踊りから見えてくる言葉。女性らしさが感じられる動き。しなやかに、しなるように踊る。歌う。そしてそれらの動きに緩やかな微笑みが加わる。はっと息を呑むような美しさを湛えた柔らかさがそこに生まれている。それはまるで愛情が滲み出ているようで、時折泣きそうになってしまう。

柔らかいと言えば、やすいくんにはひらがなが似合う。硬くてシュッとした直線的な漢字よりも、優しくて丸みを帯びた曲線的なひらがなが似合う。やすいくんの名前を打つとき、私はいつもひらがなを使うのはそのせいだ。そして私は「やすい」という名字の響きがすごく好きだ。それにすら温かみを感じる。柔らかなヤ行の「や」に、爽やかに抜けるサ行の「す」、そして最後にどっしりと受け止めるような母音の「い」。謙太郎って漢字に込められた素敵な意味を知ってもなお、ひらがなで「やすいくん」と書き続け、呼び続けるのはそのせいだ。
「名は体を表す」とはよく言ったもので、やすいくんは名実ともに柔らかさをまとった人だと思う。


8.冷たくて噛みつくような猟奇的な表情
やすいくんは、光が消えたとはまた別の、暗くて冷たい目を見せる。それはスイッチが切れた時の真っ黒な虚の世界をではなくて、「暗い」「冷たい」ってスイッチを押して作った目。ゾクゾクするような目。私はやすいくんに男性性を求めていない。だから、エロさや扇情的な仕種を見せ場としたような、目線だったりダンスだったり絡みだったりにはあんまり惹かれない。だけど、あの冷たくて暗い目には惹かれてしまう。いつもの柔らかさが消えた、キリキリするような鋭さ。やすいくんが抱えているかもしれない闇が見えるのとも違う。「冷たくて暗いやすいくん」をやすいくんが見せてきているようで、それはあまりにも鋭利で。でもそれは確実に作られただけのものに見えるから、そういう表情をすることでやすいくん自身がその鋭利さに傷付いていることはないってどこかで安心できる。そうした作品としての冷たくて猟奇的なやすいくん。

ギャップに惹かれてるのかなとも思っていたけど、多分普段との違いよりも、ただただ「冷たい」ってところに惹かれているだけな気がする。器の大きさとかに見える人間的な男らしさとも、性的に魅せられた男性らしさとも違う、カッコイイとか綺麗っていう「冷たい美」を見せられている感覚。そんな噛み付くような表情。


9.全身から発せられる優しいオーラ
やすいくんを好きになったきっかけは、彼の優しい1つの行動だった。やすいくんは、温かい優しさを振りまく人だと思っている。もう雰囲気が優しい。春の昼下がりのまどろみ。甘いミルクティー。触り心地の良いタオル。陽だまり。そんな言葉を連想させる人だ。「慈愛」とか「母性」って言葉が似合う、優しくてキラキラした人。見ていると優しい気持ちになって、なんだか頬が緩んでしまう。私はそんな優しいやすいくんが大好きだ。

だけど優しいっていうのは、無個性と紙一重だと思う。何でも受け止めるのは優しさではなく、打ち返すのを放棄したその人らしさの見えない行動とも言える。優しさと称して自分を殺して多くのことを許すことは、自己主張を放棄しているとも言える。
だから、優しい人は埋もれてしまう。誰からも怒られない代わりに、目立たない。印象に残らない。優しさは上手く使わないと、無個性になりかねない。優しい子は、いい子だと褒められる。だけど、本当にみんなから可愛がられるのは、ちょっとやんちゃで手の掛かる子だ。周りから構ってもらえるのは、不器用でちょっと落ちこぼれた子だ。平均点よりちょっと上で、優しい良い子は、思い出したようにしか触れられない。

万人から受け入れられることはもちろんだけど、それより何より目立ってなんぼ、記憶に残ってなんぼの勝負をしているアイドルにとって、「優しい」というのは不利に働くのかもしれない。優しくあることは、綱渡りみたいなものだと思う。長所と無個性の狭間で常にぐらぐらとしている不安定な足場を、上手く渡りきれないとアイドルとして死んでしまうという怖さと戦いながらさまよう行為。

目立つような満点は取れないけど、平均点以上なら取れるやすいくんにとって、そんな優しくあるということはどう解釈されているのかとっても気になる。やすいくんのパブリックイメージは「優しい人」だと思っているし、実際最近ジュニアの子たちといるのを見ると、年上なこともあって「優しいお兄ちゃん」キャラであると思っているんだけど、そうあることに対して、やすいくんはどう思っているのかなって。自分を作って見せることをしっかり考えているように見えるやすいくんにとって、それは武器だと思えるものなのかな。

私はやすいくんの優しさは、武器だと思ってる。じゃなきゃ、優しい人だからって理由でやすいくんのことを好きになってない。やすいくんの優しさは爪痕を残す。暖かさと柔らかな光を人の心に灯して、そこにやすいくんがあったことを残していく。それは、やすいくんが優しさの意味をはき違えていないからだと思う。ただ器が大きいだけじゃない。ただ気が利くだけじゃない。周りをよく見て、聡い頭で状況を判断して、相手のことを考えて、その結果生まれる行為に「優しい」って言葉が当てはまるだけなのだ。
そんな優しさを持った人だと思う。


10.芯の部分を見せてくれないところ
私がやすいくんから離れられないのは、きっとこれが理由。失言を落として自分を覗かせたようで、見れば見るほど、「ほんと」のやすいくんはどこ?って思わされる。上手に優しさに身を包んで、かくれんぼをされる。隙を、綻びを見せているようで、実は何も見せずに「安井謙太郎」を演じているように見える。
本当は、「ほんと」なんてどこにもないことを知ってる。誰も知らないし存在しない。私に見えているものが私にとってのほんとであって、虚構の世界を生きるアイドルを享受していくには、見えているものを真実だと思うしかない。やすいくんが私たちに魅せてくれるものが全て。それ以上でも以下でもない。それは分かってる。だけど、どうしてか、やすいくんには「ほんと」を見せてほしいって思ってしまう。どこかに「ほんと」があるって思ってしまう。ずっと追いかけっこしたいと思ってしまう。

芯の部分を見せないことは、アイドルを全うすることと同義だと思う。キラキラとした夢を売る仕事。自分をどう見せるべきか、どう見られたいかを考えた上で自分を演じる仕事。それがアイドルだと思う。それを全うする姿が素敵で、好きだと思っている人もいる。
だけど、やすいくんの好きなところとして「芯を見せないところ」を挙げているのはそういう意味ではない。「今見せてるアイドルの奥に、別の僕もいるんだよ、見てみたい?」って誘いこまれているような気がして、でも決して見せてくれない。そうやって翻弄されながらも、いつまでもやすいくんを探し続けたいと思わされる。どこまでも計算されているようで、実はその奥にいるのは、ただの1人の男の人のようにも思える。そんな掴みどころがないままに、掌の上で転がされるのが面白いから、芯を見せてくれないところも好きだと思ってしまう。

やすいくんは、楽しい!とか幸せ!っていうたくさんの正の感情とエネルギーをくれるとともに、1人の人としてその生きざまをまるっと見続けたくなる面白さを含んだ人だ。見ていて受動的に幸せを受け取れるだけではなくて、自分から能動的に動いて、考えて、もっともっと知りたいと思わされるから、どこまでも嵌っていってしまう。それがやすいくんに惹かれてやまない大きな理由だ。





以上、好きなところ10こでした。
後半はやすいくんの話をしてるんだか、なんの話をしてるんだか…よく分からなくなってしまったけど、やすいくんについて考える時に一緒に考えてしまうこともつらつらと書いてしまいました。
ほんとは、やすいくんのここが可愛い!ここが好き!きゃーー!!みたいなテンションの記事にして楽しくやすいくんのお話をするつもりだったのに、いつものように偏見妄想交じりの重ためな記事になってしまいましたね。お決まりですね。


やすいくんは可愛いし、軽率に騒げるような魅力がたくさん詰まっているだけじゃなくて、考えれば考えるほど面白い人で、この人以上に追いかけてみたいと思う人はいないわけで。ほかの方が書かれたやすいくんの好きなところ記事を持ち寄って、考察会を開きたいくらいには、いつもするりと逃げられてしまう人なわけで。

そうして「楽しい」とか「幸せ」とか「面白い」とか、いろんな感情や言葉をくれるやすいくんが大好きです。

この夏の覇者に捧ぐ―贈る言葉はありがとう―

チーム覇のみんな、最高の夏をありがとう。


8月16日。約1か月に及ぶガムシャラ サマーステーションVS公演が終わりを迎えた。ずっと応援してきたやすいくんたちチーム覇は、残念ながら決勝進出権を得ることはできなかった。

私が最後に入った覇公演は8月15日の1部。この時チーム覇は、チーム者に勝った。まだまだ決勝に進める可能性はあった。そして15日の2部。チーム者に連勝し、敗退が決まったチーム者の分まで勝ちに行く、者の想いを背負って覇者になると、強く宣言していたというレポを読んで、胸をぎゅっと締め付けられながら、私はチーム覇が決勝に行くことを信じていた。最終戦の相手が強敵チーム武であっても、勝てると信じていた。

だけど、次の日twitterで流れてきたのは、1部が終わった時点でもう決勝進出は絶望的だということだった。それでも、私は2部が始まる8月16日の17時に「チーム覇!!明るくいきましょう!!」と呟いた。同じようなことを呟く覇担の方を何人も見かけた。もうだめだとわかっていたけど、でも、明るくいよう、笑っていようと思わせる何かが、チーム覇にはあった。実際この日の公演にも私は入ってないけど、レポを読む限り、彼らは最後まで諦めていなかった。最後までお客さんを楽しませること、明るく振る舞うことをやめていなかった。最後の最後まで、本当に魅せてくれる、本当に明るくキラキラした人たちだったと感じた。


そんなチーム覇に、惜しみない拍手と感謝の言葉を贈りたい。
そんな大好きなチーム覇への想いを、ここに記しておきたい。


初日のチーム覇の公演を見た後に、チーム覇に対する想いは1度書いている。maaaay55.hatenablog.com


この記事と被る部分もあるけど、もう1度、この夏の公演を終えた彼らへの気持ちを書いておきたい。




今だから言う。私は最初、チーム覇のことがあんまり好きじゃなかった。

みんなが良い子すぎたから。ふわふわと仲良しなだけのチームに見えていたから。気を遣いすぎて、意見を言わない。壁がある。優しすぎてもどかしかった。各人、心の中には高い意識があるから、完成するものはきっとすごいはずだと思えてはいたけど、その過程にちょっとイライラしている自分がいた。

アドバイスしない、人に関わらないってすごく楽。相手と向き合って、叱ったり指摘したりするのって、すごくエネルギーがいる。彼らが楽をしようとしていた訳ではないんだろうけど、そんな楽さを思うと、なんだこのチームって正直思ってた。一緒に頑張るんじゃないの?ぶつかり合わないの?って。

優しいから何も言えない。言わない。それがあのチームの最初の印象だった。優しいって、時にすごく無責任だ。相手の全てを受け止めているようで、それでおしまい。相手には何も返さない。誰も傷つかないけど何も生まれない。私は優しいって、そういう面も持つと思っている。だからもどかしかった。



そんな時の「君たちチームだろ?」って言葉。あの時の虚を突かれたようなやすいくんの表情はずっと忘れられない。


ちょっと話は逸れるけど、やすいくんには、「怒られる」って経験が少なそうだなって印象を勝手に抱いている。自分と似てるかもって勝手に思っているところ。それなりをこなしていて、目立たないけど怒られないまま過ごしてきた人ってイメージ。ずっと80点くらいを取ってる印象。平均点以上は取れるけど、満点は取れない。今までうまくいかなかったことあんまりなくて、あったとしても、自分ではどうにもできない理不尽で大きすぎる外部要因が原因だった人生。

私がやすいくんを知った時には、彼はもうジュニアの中での良いお兄ちゃんで、卒なくなんでもこなせる優しい人だった。そんなやすいくんが、根本的に自分のあり方を大人からダメ出しされたのって久しぶりだったんじゃないかな。昔のやすいくんのことは知らないから、この辺は完全なる妄想だけど。
自分で気付いて修正する失敗と、人に指摘されて気付く失敗は全然違う。私は人から怒られると、その失敗よりも、まず怒られたこと自体に身が竦んでしまう。悔しくて怖くなる。今まで大体のことが受け入れられてきた自分が否定された気がするし、プライドが折れる。「怒られる」って結構な体験になる。だからこその、あの時のやすいくんの虚ろな目だったのではないかと今でも思う。

それでもやすいくんは、先生からの叱責を受けて、気付きを得た。折れることも、弱ることもなかった。あの一瞬、目から光が消えただけだった。そして、すぐに一歩を踏み出した。


チーム覇のみんなは、カフェに行って、みんなで話し合った。
名ばかりのチームじゃなくて、チーム覇が本当に結成されたのはこの瞬間だと思う。


このころのガムシャラを見返しながらこれを書いているけど、全然空気が違う。何よりもみんなが楽しそうだった。「みんなで」明るく楽しく頑張ろうって気持ちが伝わってきた。
そして、ただチームを組んだ者同士でなんとなく仲良くしているのではなくて、1つの軸を持って繋がりを持っているように見えた。敬語をなくしたのも、ただの馴れ合いに見えなかった。全員の距離が近くなって、声を掛けあえるようになった。多分それも、頑張ってそうしてたわけじゃなくて、そうすることが良いってわかって、余計な壁がチームの中から消えて、自然にできたことのように見えた。

みんなで繋がれた、近付けたから、一歩踏み込むことも、今まで以上に仲良くなることもできた。可愛くてぎゅっとしたチーム覇が生まれたのだと思う。


本当はそれでもまだ、私はチーム覇を好きになりきれずにいた。それはほかのチームに比べて、圧倒的に熱さが見えてこなかったから。チーム我や羅が見せた、熱血体育会系男子の持つ火傷しそうなほどの勝利への熱も、チーム武や者が見せた、去年の悔しさを胸にメラメラと勝利へ炎を燃やす様子も見えなかった。それがどうしてもじれったくて、もっと熱くなりなよって思ってしまう瞬間がどうしても私の中にあった。

だけどチーム覇のみんなを見ているうちに、気付けばチーム覇を好きになっている自分がいた。こんなにも可愛くて、愛しくて、応援したくなるチームは他になかった。それはやすいくんがいるって贔屓目なしでも本当にそうだと心から言える。それくらい、全力で明るくいこうと、楽しませようとしている5人の姿に惹き込まれていた。


チーム覇が他のチームとは違って見えた理由。全部終わった今なら分かる気がする。

それは、彼らが1番に見据えていたのものが、きっと優勝じゃなかったから。
彼らが1番に考えていたのものが、お客さんに楽しんでもらうことだったから。
「楽しい」って感情が、チーム覇の大きな軸だったんだと思う。


振り返ってみれば、勝利を望む言葉が1番少なかったのは、チーム覇だったのではないだろうか。チーム覇は、他のチームと根本的に見ている場所が違ったように思える。
やすいくんは本番前のリハーサルで、「お客さんの反応が怖い。喜んでくれるといいんだけど…」と言った。円陣を組んで、「楽しんで!みんなを笑顔にしましょう」と言った。ラストトリックの前には、「みんな楽しい?」と聞いた。宮近くんは、このチームの合言葉のように「明るくいきましょう!」といつも言っていた。

まずは楽しんでもらう、自分たちも楽しむ。それを大切にしながら仲間と共に歩み、パフォーマンスをつくっていたのがチーム覇だった。
(これを書きながら、ファンカッションをやってたチーム者はどうなんだって言われそうだと気づいたけど、今日は覇のことだけ書かせてほしい。覇担がチーム覇について語ってるだけの記事なので許してほしい。)


もちろん、勝利を求めることが悪いとは1mmも思っていない。チームを組んで戦うのだ。優勝を目指すのは当たり前だし、それに向かって熱くなるのは1つのあるべき姿だと思う。だからこそ、これだけ熱い夏が、熱い戦いが25人の中に生まれた。そしてそうした熱さに浮かされて、他のチームがお客さんのことを見ていなかったとも思っていない。
ただ、私が感じていた他の4チームとチーム覇の違いは、楽しさにあったと思うと言いたいだけ。


「楽しい」って感情は大きい。
失敗しないことも、勝つことも、大切なことだし素晴らしいことだと思う。でも人間、やっぱり単純に楽しいことが好きだ。笑っちゃうようなことが好きだ。一番突き動かされて、飲み込まれるのは「楽しい」って感情だと思う。
それを第一に考えて、パフォーマンスをしたり、煽ったりしていたチーム覇のみんなは最高だった。

15日の公演で、「みんな楽しい?チーム覇のこと好き?」って問いかけられたことがずっと心に残っている。楽しいに決まってるよ、だってこんなにもチーム覇のみんなが「楽しい」を大事にして、魅せてくれるんだもん。そんなチーム覇のこと、好きに決まってるよ。大好きだよ。いつしかチーム覇のことを大好きになっていたのは、5人の明るく楽しませようとする姿勢に飲み込まれていたからだと思う。

その日の結果発表が終わった時に、やすいくんは「今日たのしかった!」と言った。この言葉は、公演を通じて1番嬉しい言葉だった。私たちだけじゃなくて、やすいくん自身も楽しいって思ってくれたんだ。一緒の気持ちで、一緒に楽しいを共有できたんだと思うと、嬉しくてたまらなかった。



この夏、チーム覇のみんなは楽しさという武器で、間違いなく覇者になっていた。
彼らが宣言していた通りの、この夏の覇者だった。

そんな彼らだからこそ、常に前を向いて、私たちに明るさと楽しさをくれたのだろう。
そんな彼らだからこそ、あんなにもキラキラと輝いて見えたのだろう。


チーム覇のみんな。
やすいくん、宮近くん、顕嵐ちゃん、涼ちゃん、瑞稀くん。
楽しい楽しい夏をありがとう。


誰もが口を揃えて言うように、チーム覇が5人で歌っていた嵐のOne Loveはチーム覇にぴったりの曲だ。私たちに向けてステージで歌ってくれた1番。その曲の2番はチーム覇の5人に贈りたい。

「かけがえのない 出逢いは奇跡を繋いでく
 思い出重なりあう はじまりの歌 鳴り響いて
 どんなときも 支えてくれた 笑い泣いた仲間へ
 心込めて ただひとつだけ 贈る言葉はありがとう」



チーム覇のことを思い出しながら記事を書いたら、切なくて泣きそうになるのかと思っていたけど、全然違った。清々しくて、楽しかった。書きながら、ふっと微笑みそうになる瞬間がいくつもあった。

最後の最後まで楽しいをくれるなんて、本当に君たちはすごいよ。
素敵な気持ちをありがとう。素敵な楽しい夏をありがとう。

はぎみゅって何でしょう

先日askで、こんな質問をいただきました。
「はぎみゅって何でしょう」


8/9の我者公演に入って、はぎみゅを自分の目で見ることができ、満を持してはこの質問に答えていたら、思いのほか長くなってしまったのでブログに記事を上げることにしました。注意書きをするまでもありませんが、ここに書いてあるのは私の思うはぎみゅなのであしからず。ここ3か月くらいで見てきたはぎみゅなので薄っぺらいことしかかけてないかもしれませんがあしからず。こんなの私の思うはぎみゅと全然違う!という方のご意見はいつでも受け付けております。



はぎみゅは双子の兄弟。
双子だけど、しっかり兄と弟の関係性を持った双子。それが私の中でのはぎみゅです。


最初にはぎみゅを認識したのは、今年の5月のクリエ。それまでは、やすいくんについて調べてたらよく名前を見かける2人~くらいにしか思っていませんでした。二人組で言ったらはぎやすくらいしか認識していませんでした。でもクリエのレポ読んでたら、「どうもこのはぎみゅって2人、もしかしなくてもちょうちょう可愛いのでは??」と気付き、わずかながらも録画してあったガムシャラを見返してみると、4月のピンチ回避王。
かわいらしいはぎみゅがそこにいるじゃないですか!それに気づかないなんて、お前ほんとにやすいくんしか見えてなかったんだなって思い知らされました。

はぎやくんに引っ付き虫なみゅうとくんが最高に可愛かったですね。気付いたらはぎやくんの肩を肘置きにしているみゅうとくん。私はそれを見て、ヤンマーの2人を思い出していました。関ジャニ∞の安田くんと錦戸くん。安田くんもしょっちゅう錦戸くんの肘置きになっています。そしてこの2人も双子みたいな関係性なんですよね。ジャージの色も安田くんと錦戸くんのメンバーカラーの青と黄色で。ここのシンクロ率面白いな~なんて思いながら、はぎみゅも注目すべき存在だと思っていました。この頃まではまだ、きゃっきゃしてる仲良しな2人。大型犬2匹が戯れてるような2人。それくらいにしか思っていませんでした。



そんな中、発売されたのがWinkUpとポポロ。はぎやくんとみゅうとくんがお互いについて言及している記事が載っていて、それを読んで改めて2人の関係性について考えさせられました。


はぎやくんから見えるみゅうとくんは、昔は憧れで、見上げるような存在だったのが、時間を経て、距離が近づいてじゃれあえるようになった人だと思います。小さいころの1歳差って結構大きいし、小さいころの先輩ってすごく大きく見えたけど、年齢が上がって、お互い大人になって、成長もして、その1歳差も気にならないようになったのではないかと。それははぎやくんからしたら、みゅうとくんと並ぶことに躊躇いがなくなってきたってことなのかな。

だけどそれでも、芯の部分ではみゅうとくんはいつまでもすごい人で、「かっこいいお兄ちゃん」なんじゃないかなって私には見えます。距離は近付いたけど、なあなあになる一線は越えず、心の内を見せて頼りたくなる人。だからインタビューでもはっきりと、甘えちゃう人を聞かれてみゅうとくんの名前を挙げるし、弱い部分も見せられるって言うのではないでしょうか。

他の雑誌で、みゅうとくんのことを「相談相手」と説明していたところにも、そんな思いが表れていたのかなと思いました。「兄貴、ちょっとこんなことあったんだけど、どう思う?」って聞くような距離感。そこは、幼馴染でも、親友でも、戦友でも、先輩後輩でもなく、兄弟がしっくりくるなって私は思っています。
そんなふうに、距離の近いお兄ちゃんだから、普段はきゃっきゃ仲良くしてるし、時にはちょっかい出しにいく。でも頼れるキラキラした人。それがはぎやくんから見たみゅうとくん。


一方みゅうとくんから見たはぎやくんはというと、いつまでも弟のように可愛い子に見えている気がします。 「先輩っぽくしなくてよくて楽になった!」って言葉のように、はぎやくんが大きくなったことを実感しているし、喜んでもいるんだと思います。でも今は、距離がまだそこで止まっているのかなとも思います。

確かに、みゅうとくんからはぎやくんへの矢印は結構出ていると思っています。はぎちゃんはぎちゃん言ってる印象があるし、よく肩に肘を置いていたのもそうだし、ピンチ回避王ではぎやくんがコケた時にすっと駆け寄ったのはみゅうとくんだったし。一緒に遊びに行っただとか、この夏遊びに行きたいとかいう話もよく聞きますし、プライベートでも仲が良い様子が伝わってきます。

それから、みゅうとくんから聞くはぎやくんの話では、「はぎやくんが感情を素直にぶつけてくる」ってものが多い気がします。はぎやくんにちょっかい出して、それで怒ってる様子が面白いって言ってたり、素直に気持ちを伝えてくれるって言ってたり。そうやって近い距離でまっすぐにぶつかってきてくれるはぎやくんのことが、可愛くて仕方ないのかな~って話を聞くたびに思います。

とにもかくにも、みゅうとくんにとってはぎやくんは、大好きで可愛い男の子であって、可愛がり方で言ったら弟みたいな存在ではないかなと思っています。そして弟だからこそ、自分の重心をすごく掛けることはしないし、楽しいとか感情の共有はしても悩みとか努力の共有をする相手にはなっていないのかと。その相手は、やすいくんだったりしているのかな。だからはぎやくんは、みゅうとくんにとっての可愛い弟。


そして、散々2人のことを兄と弟だと言ってきましたが、年の差は限りなく小さい、双子な兄弟だと思っています。それくらいに距離は近い2人ではないかなと思うのです。



私、はぎみゅの関係性では、はぎやくんからの矢印の方が大きいと思ってるんですよね。みゅうとくんの方が、はぎちゃんはぎちゃん言ってて、はぎやくんのこと大好き!よしよし!みたいに見えるけど、見えない想いの部分では、はぎやくんからみゅうとくんへの矢印がすごーく大きいんじゃないかなって。そう思っていた中で、最近でははぎやくんから、行動として見える形でみゅうとくんに向かう姿も見えるようになってきて、私は嬉しいかぎり、面白いかぎりなんですけど。

一緒に遊びに行った帰りに、「このまま帰るの寂しい」なんてなかなか言えないセリフですよ。まあまあ重たいセリフですよ。それでもそれをはぎやくんはみゅうとくんに言っちゃうし、みゅうとくんもそれに応える。

静かにお兄ちゃんへの憧れを秘める弟(最近は行動に移せるようにもなってきたし、その思いを周りに公言するようにもなってきた)なはぎやくんと、弟が可愛くて仕方がないお兄ちゃん(だけどその接し方は今はまだあくまで弟)なみゅうとくん。これが今のはぎみゅの形かなと私は思っています。



我者公演に入る前は、はぎみゅがきゃっきゃする様子が見れるかなって思ってたんですよ。確かに曲中ではハグしてる様子が見れて、しかもはぎやくんからのハグだったので、きた!ほら!はぎみゅじゃん!って感じで見てたんですけど、MCでは全然で。その代わりに、2人で一緒に頑張っている姿がそこにはありました。ただ楽しくはしゃぐだけではなくて、お互い大人になって立っている姿が。

それを思い出すと、もしかしたら兄弟とは違った関係になる日があるのかもしれないな…とぼんやり思ったりもしております。




はぎみゅでこれだけ書いてしまったら、はぎやすみゅについての質問にはどれだけの字数書くことになるんだろう(楽しい)。

サマステ 8/9夜 我vs者公演 レポ

ガムシャラ サマーステーション 8/9夜 我者公演のレポ。レポという名の、今回はみゅうとくんの記録です。

MCとかの台詞はニュアンスで書いています。発言者が間違ってるかもしれませんがお許しください。
主語がないときは、基本的にみゅうとくんの話です。
相変わらずメモを頼りに作った覚書きレベルのものですが、記録として置いておきます。



・ガムシャララ
カニさんポーズやるみゅうとくん。「かに~」って言いながらポーズとってた。
前回は見れてなかったんだけど、レポでみゅうとくんが律儀に指令をこなしていると聞いて、それが見れて開始早々ハッピー最高!な気分だった。カニさんポーズをあの長身イケメンなみゅうとくんがやっていること自体がもう最高にピースフル。かわいい。そして指令をこなすあの律儀さ。なにもう胸が苦しい。

・チャチャチャ チャンピオン
ゲラっはみんなアホみたいに飛ぶ流れが出来上がっているようで、めっちゃ飛んでた。ぶりっ子してた。可愛さしかなかった。途中でランニングマンやって、ボクシングで殴り合う振りもしてた。

・男 Never give up
またカニさんポーズやってたみゅうとくん。かわいいよねぇ…みゅうとくん最高だねぇ…

・Real sexy
ガシガシ踊るみゅうとくん。

Lady ダイヤモンド
チーム者の曲だったけど最初の方を踊りながら捌けていった。

Sexy zone
台詞明けにキメの時間が用意されてて、決めポーズをするって分かってたからなのかな?半澤くんとジェシーくんにガン見されてた。その後はチーム我から、手でキラキラ~ってされてたみゅうとくん。
そして綺麗にターンを決めるみゅうとくん。それを見てなのか、また半澤くんとジェシーくんに笑われてた。「みゅうとがこんなんやってる〜キメてる〜」みたいな感じで。

そしてチーム我とチーム者の紹介と煽りの時かな?手をいっぱいに使って煽ってた。


・Striker
死ぬほど楽しみにしていた曲。全然見えなかったけど!!!いやまあ場所が後ろだから埋もれて見えないのは仕方ないんだけど、前の子が帽子を被ってて!ほんとに!滅びろと思ってた!誰担だよほんと!!いや、誰坦かは関係ないね、帰りにガム踏んで帰ればいいのにって思ってたよ。はい、文句言うのは終了ね。

そんな中で頑張って見たみゅうとくんは、御足がそれはそれは細くて綺麗で、それを大層綺麗に使って美しく踊っていて幸せだった。顔はもちろん綺麗なんだけど、身体が綺麗で死にそうだった。ジャケットを半分脱いでシャツの肩の部分を見せながら踊る場面もあったね。
初日と踊り方が少し変わった?と思ったんだけど、どうなんだろう。何が違うか聞かれると説明するの難しいけど、前回よりも惹きつけられるというか、手足の先までぴんと意識が張り巡らされていて、より綺麗に操っていたように感じた。


・LOST MY WAY
はぎやくんの独特の踊りが見れた曲。長い手足をしなやかに捌く感じ。みゅうとくんとは少し違うけど、綺麗な踊り。

・スキすぎて
聡マリの間に割り込んで登場してくる半澤くん。
みゅうとくんは普通に踊りながらもちょくちょくファンサしてて、とくに何も。誰かと絡むこともなかったと思う。



・パフォーマンス説明
真「さなじいでーす」
マ「さなぴーって言った?」
真「いや、さなじいです。後半戦ヒートアップしてきたから中立ってことでね。」
真「マリウスってさ、話すとき近いよね」
マ「距離空いてると仲悪く見えるでしょ?」
真田くんはその距離感にちょっと引いてる。

注意事項で、もしバチとかボールが飛んできたら〜の件で
マ「もしも、もしかしたら、……(正しい日本語を探してる感じ)」
真「もしもし、イフイフイフだよ」



・パフォーマンス
・チーム我
フード姿で登場からのジェシーくんのシュートはやっぱりズルイ。かっこよすぎる。前よりも技が難しくなってたし増えてた。バク宙してのシュートとか、ボールを操りながらのダンスというか動きもできてた。初日もそうだったけど、最後の大技の前に4人で集まって背中を叩きあいながら、励ましあってるところがすごく好き。チームで1つのゴールに向かってる姿がきらきらしてる。青春って感じがする。
チーム我は何度かミスしてしまっていて、初日よりも技はレベルアップしてはいたけど、その日の完成度としてはちょっと低かったのかなって印象。


・MC
真「チーム我すごいよね、スラムダンク見てたからすごいと思う。」
神「パフォーマンスの度に『あれは本物?』って聞くのやめてください」
真「だってほんとにすごいから」
神「はぎやくんがミスったらおしまいですけどね」
樹「ダンクの時の音も本物だよ~」

真「ジェシーのあれはなんなの?」
樹「あれは分かんない。あれはチーム我でもジェシーしかできないから」
みゅ「(ゴールとかが)片付いたから向こう行こう」

MC中、みゅうとくんが何回か咳き込む?むせる?とにかく咳をしてて、しんどいのかなって心配になった。

真田くんが両チームを褒めるんだけど、チーム者のは技の名前が分かんないから、音で「○○○みたいなとこ」って言うしかないって話。
真「我は勢いあるよね。」
樹「1番強いかも分かんないよ!」

真「じゃあ判定行きましょう」
樹「デシベルボーイ、かもん!」
半澤くんとか増田くんも茶化してジュニアたち呼んでた。

真「投票前になんか言っとく?これ大事だよ?」
樹「お肉食べたいな」
真「食べ物で釣るな!」
ジェ「アイスは任せろ」
半「どの車がいい?」
真「車買ってくれるらしいぞ」

チーム者は特にコメントなかったはず。我がわーわー言ってる間に投票に移っちゃった。

続いてデシベル対決。
真「何か一言ある?」みたいな流れで、チーム我が誰が言うか相談してる間に
神「俺らはノーミスなんで!」
樹「じゃあマッスーで」
増「樹(?とにかく他の人)でいこうって決めたじゃん!」
半「ここ大事だよ?(このコメントのことなのか、ここでの勝敗のことなのかは分かんない)」
増「バイブスで〜(覚えてない)」
みゅ「お願いします!」

この時のみゅうとくん、流れがグダグダになってたからか、樹くんたちに無理に纏めさせられてたのか忘れちゃったけど、とにかくちょっと声張ってこの場を収めようって感じで言ってた。はず。きちんとお辞儀して言ってた。

チーム者は116db
その結果受けて、うんうんって頷くみゅうとくん。

続いてチーム我の測定。ジェシーくんと半澤くんと肩組むみゅうとくん。マイクなしで喋ってるチーム我。
樹「お願いしますって言おっ」
マイクで「お願いします!」
こっちがみゅうとくんが声張ってに言ってたやつかも、ちょっと覚えてないや。

結果は113db。歓声の大きさに関してのチーム者の強さは知ってたけど、我を勝たせてあげられなかったのが悔しい。

ジュニア票の開票。
箱係りは今回もみゅうとくん。チーム我の人達は、ボールを投げる度に遠くを見つめて決め顔。ジェシー、半澤、樹、増田の順。

4つ投げ終わって、
?「ここら辺からよ?」
この辺から大事だよって話なんだけど、その間決め顔してた増田くんは放置されてた。
ジェ「まっすーが決め顔してるとダビデ像みたいだね」
箱持ってるみゅうとくんは真顔。もうボールが入ってないのに気付いてたのかな…

票数は9対4で者の勝ち。
すごい票の差だったから、びっくりしちゃったし、うわーーうそでしょーあんなにすごくてあんなに頑張ってたのになんで負けちゃうの?やめてよって感じだった。っていう感想打ってて語彙力のなさを感じた。でもそれくらい悔しかった。

やっとチーム我に勝ててめちゃくちゃ喜んでるチーム者。嬉しくてずーっと手を叩いてた松田くん。
チーム我には連敗してたから、やっと勝てたのが本当に嬉しかったんだろうな。そんな松田くんたち、チーム者の様子を見て
半「僕らを止めたのはすごい」
この半澤くんの言葉は、明るくて暗い空気にならないようにするための言葉だった。こういう言葉をかけられるのって素敵だなって思った。

みゅ「次は負けない!」
大きな声ではっきり言ってた。ミスもしちゃったし、悔しかったんだろうな。でもその悔しさも受け入れて、次からも頑張るって気合いの入った声だった。


・結果発表から切り替わってMCへ。
樹くんがテレ朝に置いてあるパネルの「我」に点を書きに行った話。
樹「テレ朝のパネルの我っていう字に点がなかったから、昨日1人で書きに行った。目撃情報がね、Twitterに書かれてたんだよね」
みゅ「何で書いたの?」このみゅうとくんの質問おもしろすぎた。
樹「変な白いペンと変な黒いペン」
スタッフさんに落書きされたと思ってみたい~って言ってた。
この時、樹くん?か誰かが変顔というかへんな表情してるのがカメラに抜かれてて、モニター見てみゅうとくん笑ってた。

そんな感じでわーわー騒いでた流れから。
真「我が1番男子校っぽいよね」
みゅ「俺らかっこいい??」
笑いながらジェシーくんと絡むみゅうとくん。

内容あんまり覚えてないんだけど、この辺ではぎやくんも喋ってて、「はぎちゃんが喋ってる!」って思ったことだけ覚えてる。
萩「チーム我にはずっと負けてたから…」
みたいにチーム者が勝てて嬉しいって話をしてる傍らで、樹くんたちチーム我がタンブラー持ってきて、飲み物を飲み始める。
増「今日のはお茶だ~」って毎回飲み物違うのかな?
みゅうとくんもお茶飲んでた。お茶で口いっぱいにしてて可愛かった~

萩「みんな(タンブラー)買ったー?」
この時やっとはぎやくんをちゃんと見れたんだけど、前日にプールで焼けて鼻真っ赤だった。
客席からの「買ったー!」って声が小さくて「そんな買ってないな」って苦笑いなはぎやくんたち。スタバとか固有名詞出しまくりで宣伝しようとする我の面々。頑張って止めようとする真田くん。そんな中でのみゅうとくんめっかわだった。
みゅ「好きなジュースとか入れられるから買ってね」
宣伝の仕方がかわいすぎない?何好きなジュースって!かわいくない?買うしかないよねもう。

そのあとまたチーム我は4人でわちゃわちゃ話してる中、タンブラー持ってる田島くん見て、
みゅ「たじーがタンブラーで飲んでるとかっこいいよね」
?「コーヒー屋さんで働いてるみたいだね」
ってチーム者にもお話振ってたよみゅうとくん~~。
この時の田島くん可愛くて、そして田島くんがちょっとボケてたら、「田島がボケると嬉しいよね」って誰かが言ってた。田島くん、可愛いんだけどちゃんと青年だなって思った。


MCの間、みゅうとくんは本当にずっとチーム者の方を向いていて、みんなで喋ろうって思ってるように見えた。真田くんとかはぎやくんと一緒に話を広げようと頑張ってた。チーム我が我だけで喋ってる時も、その輪に入らないで、チーム者の方を向いてたのが印象的だった。ちゃんとしよう!って考えて行動に移してるのが見て取れて、気配りのできる素敵な人だと思った。



・増田くんとジェシーくんのアカペラ
歌う前に、チーム我が負けちゃったって話で
「本気でやれたからいいんだよ!」「最高のパフォーマンスを見せれたからさ」って言ってて、悔しかった気持ちを昇華させるようなコメントしてた。

・Forever
登場してきて、綺麗なターンを見せるみゅうとくん。ほんっっっとに綺麗なターン。Sexy zoneの時にもしてたけど、あのターンってなんなの?これ初日もやってた?全く記憶にないんだけどな。本当に、あのターンしてる空間だけ後光が差してるかのようにキラキラして綺麗だった。美しかった。
サビ前かな?ターンが本当にきれいで、足捌きが美しかった。綺麗に、先の先まで使い尽くして魅せている踊り。

・僕らのこたえ~Here we go~
半澤くんと絡むみゅうとくん。しゃかりきに踊る半澤くんを笑う樹くんとみゅうとくん。
そんなこんなで、樹くんがステージで横になったら、その上に半澤くんが顔重ね始めて、みゅうとくんとジェシーくんも一緒になって、キスウマイの始まりみたいなタワー作ってた。

・きらめきの彼方へ
最後の方ぴょんぴょん飛んでたみゅうとくん。お手振りもしていて可愛いってメモしてる。樹くんはずーっと笑ってたみたい。


・青春
歌う前に、神宮寺くんから挨拶。
「ずっと連敗してたから、勝ててよかった。決勝まで行くから!」って先を、勝利を見据えている姿がかっこよくて、「ああ、この人が国民の彼氏って言われてるの、なんか分かるわ…」って思った瞬間だった。

・LOCK ON
青春歌ってる時から思ってたけど、神宮寺くんの歌い方すごいね?マイクの音量設定大丈夫?って思っちゃうくらいに強く歌ってた。これが彼の通常運転??

・Sing for you
・LIPS
はぎやくんが松田くんをばーんって撃つの!みゅうとくんの踊りとは違うけど、はぎやくんの踊りも好きだなと思って見てた。少し癖があるけど、その癖がくせになるというか。


・Oh Yeah!
「さなじいのつどいです!」
楽器が好きな子が多いから~っていうので「さなじいのわがままです」って言ってた。
お昼はLOVE YOU ONLYだったから、バンド曲はそれなんだ~と思って待ってたら、真田くんが「Oh Yeah!」って言うから、「え?うそ?え?Oh Yeah!って言った??!?」って一人で混乱してたらイントロ始まって、「Oh Yeah!じゃん;;;;ここで、しかもバンドで聞けるなんて;;;」って一人で泣いてた。大好きな嵐の曲を、バンドでみゅうとくんとかはぎやくんが歌ってるのを聞けるなんて思ってなかったし、EXシアターでこの曲のサビでペンラを振るなんて思ってなかったし、全部持ってかれた。終わってからも「うそ…うそ…」って呟いちゃったもん。
この曲でベース弾いてるみゅうとくんが見れるとは思ってなかったから、胸がいっぱいだった。

夜空ノムコウ
ペンラ指導のはぎじゅりが素敵だと聞いていたので見ていたら、樹くんがはぎやくんの背中?おしり?を何回か触ってた。何してたのかな。あと、スポットが当たる人たちを二人して眺めるあたりに、なんとも言えない空気が漂ってた。

みゅうとくんはあむくんとペア。熱唱するあむくんを見つめたり、変わったステップ踏むあむくんに合わせて、一緒にステップ踏んだりしてた。あむくん…面白い人なんだね…あむくんを見つめるみゅうとくんの表情が困ってるんだか面白がってるんだか、何とも言えない顔してた。

最後にみんな1列に並ぶとき、上手側に「あむ・みゅ・松・増」で並んでて、松田くんにペンラあてられるみゅうとくん。「いたいー」って振りするみゅうとくん。そのうちあむくんにペンライトを当てだす。そして松田くんにも当て返す。あむくんは1人ノリノリで歌っててちょう楽しそうだった。
みゅうとくんと松田くんは終始ペンラを当てあって遊んでた。時々お隣のあむくんとか増田くんにも攻撃してたと思う。じゃれあってるのが可愛かった。

ペンラ指導ははぎやくんで、会場に声を掛けていたんだけど、その声がまあ優しくて。ペンラの海を見つめて「綺麗だね」っていう声が堪らなく優しくて、染みる声だった。


・完全マイウェイ
ファンサお手振り曲~と思いながら上手バルコに来たみゅうとくんを見ていました。バルコの奥まで来て、万遍なくあっちこっちに手振ったりピースしたりなんだりしていて、アイドルだなって思った。今まで何度かジャニーズのコンサートに行ったことがあるけど、今まで1度もファンサというものをもらったことがなくて、そこまで欲しいと思ったこともなかった。だからファンサしてるみゅうとくん見ても、わりと他人事みたいにして、ああ可愛いなって思って眺めてた。覇公演でのやすいくん見てた時もそんな感じだった。
…はずなんだけど、私もピースしてもらえてしまった、だいぶ混乱している。勘違いかもしれないけど。この時のことは、ばーって思ったこと書いてたら長くなってしまったので割愛。もうちょっとまとめられたらそのうち記事にしたい。とにかく思ったのは、ファンサって怖い。

BAD BOYS
センターまで来てノリノリで「ばっぼーい!」って。なんでカメラ抜いてくれないの~~って思いながら必死でばっぼいだけは見た。途中、マリウスくんに肩組まれてて、何がおかしかったのか、こらえきれずに笑ってた。

・挨拶
客席にマイク向けてくれてた。深くお辞儀をしてくれて、最後までずーっと手を振っていたのはみゅうとくんだった。



・アンコール ガムシャララ
上手バルコに来たみゅうとくん。真田くんが来てくれてとっても喜んでた。
そうこうしてたら、そっとやってきた松田くんに後ろからタオル掛けられて首絞められるみゅうとくん。ペンラの時もそうだったけど松田くんと仲良しなんだね~

そして上手にきたはぎちゃん!待ってたよはぎやくん!そのままはぎやくんはみゅうとくんに抱き付いていて、はい!これがはぎみゅなのね!はい最高!といった感じ。きゃっきゃしてて、幸せなマイナスイオンが放出されてた。はぎみゅが見たくてこの我者公演に入ったところあったから、感動を噛みしめていた。MCでは、二人してMCを頑張るお兄ちゃんというか、大人な振る舞いをする二人の青年って感じだったから、わちゃわちゃと楽しそうにしてるはぎみゅが見れて幸せだった。そのそばには真田くんもいて、さなはぎみゅだ~~これも見たかったんだよという思いだった。

中央のステージに戻って、タオルを頭に掛けて顎の下で結んだみゅうとくん。わって言いながら口を大きく開いて、その結び目をほどいて遊んでた。もう最後の最後まで、そんな小さな仕草まで可愛いんだからたまったもんじゃない。





初日の我覇公演を見て、これははぎみゅも見たい!と思って、勢いでチケットを確保して行ったわけですが、結局この日はみゅうとくんに目線も心も奪われて終わってしまいました。綺麗で、美しくて、柔らかく包み込むような温かさがそこにはありました。
なんかもう私の記憶がいいように捏造されてるのかなって思うくらいに、みゅうとくんに対しては綺麗な言葉しか出てこなくて困りました。
そして、やすいくんとは違ったベクトルでだけど、みゅうとくんに飲み込まれそうになって怖くなった公演でした。

ひらがなでしゃべる

「ひらくと閉じる」
先日ブログでこんな言葉と出会った。
この言葉を聞いたとき、まんなかの「と」は、andの意味じゃなくて、ifの意味だと思った。「ひらく」と「閉じる」なのではなく、「ひらいたら閉じる」なのだと。矛盾を含んだ、謎解きのような言葉遊びみたいでわくわくした。「負けるが勝ち」とか「小さな巨人」みたいな自家撞着の一種なのかと思った。
何より、不思議で曖昧な小気味よさがやすいくんみたいだと思った。ひらいたと思ったら、いつの間にか閉じていて、いったい私はどこを彷徨っているのだろうと思わされる感覚を表現しているのかも、なんて勝手に思っていた。なんでもやすいくんにしたがる私の良くない癖。

実際のところは、言葉をひらがなで書くこと(ひらく)と漢字で書くこと(閉じる)という意味だそうだ。そのブログにも説明はあったのだけど、それでもなお勘違いしていて、最近ようやく「と」がifではなくて、andなのだと気付いた。遅すぎる。
そんな、私が言葉を勝手に勘違いしていた話。何を滔々と自分の勘違いを晒しているんだろうって思いながらキーボードを叩いてる。


唐突にこんな記事を書こうと思ったのは、今月のWUのチーム我の記事を読んでいたら、みゅうとくんの台詞がひらがなで脳内再生されてしまったから。ひらがなで思うことあったなーって勢いだけで冒頭500字を書いた。ただの勘違いだったけど、やすいくんのフレーズとして自分の中に住みついた言葉があったことを、何かに残しておこうと思って。



というわけで今回書きたかったのはみゅうとくんのこと。ひらがなでしゃべるみゅうとくんの話。
もう2週間も前の話になってしまうけど、7/23の我覇公演で見たみゅうとくんの感想をつらつらと書いた。


あの公演で強烈だったのは、Strikerで踊る姿。首すじに光る汗。あの時の一瞬のきらめきは私を捉えて離さなかった。あれからみゅうとくんを見るたびに思い出す。綺麗で、色っぽくて、美しかった。常々みゅうとくんのことを美しい人だと言ってきたけど、その美しさが集結していたと私が感じた瞬間だった。
みゅうとくんは、細くて長い手足を持てあますことなく、綺麗に踊る。踊りのことはよく分からないけど、みゅうとくんが全てを外に出してやろうと、余すことなく表現してやろうと魅せつけてくるような気がして、とっても綺麗だ。ほんとうにすごいと思う。
それなのに、みゅうとくんは笑って踊ってた。綺麗なだけじゃなくて、楽しそうだった。魅せることなんてほんとは考えてないんじゃないか、ただただ踊ることが楽しいだけなんじゃないか。そう思わされて、少しだけホッとする瞬間でもあり、ぞっとする瞬間でもあった。美に圧倒されながらも、ふとした時に頬が緩んでしまう、でもだからこそ現実味がなくて怖くなる。なんだこの人、なんでこんなふうにステージで舞えるんだろう。
ぞくぞくしながら、みゅうとくんを見ていた前半。


MCではうってかわって、とっても優しくて礼儀正しい姿を垣間見た。チーム我への声援の後に、「ありがとうございます」ってお礼を言って、深くお辞儀をして、拍手をしていた。勝ったチーム覇に拍手を送っていた。悲しいはずなのに、悔しいはずなのに、笑ってた。「元気ないぞ!」って負けちゃったチーム我に声を掛けてた。
そんなみゅうとくんのことを、こんなに健気にいい人いるかよって思いながら見ていた。そんな姿をメモに取っていた。MCの内容を書きとめておく代わりに、その瞬間のやすいくんを見る代わりに、私は時々みゅうとくんの姿を文字に残していた。
言葉にしてみたら、些細でなんてことない行動に見えるかもしれない。お礼を言う、お辞儀をする、笑ってみる。取り立てて優しさをアピールできる行動かと言えばそうではないかもしれない。でもそういう小さなところにこそ、自分が表れると思う。そして気付いてしまったが最後、その優しさに引き込まれてしまう気がする。


あと思い出すのは、みゅうとくんが声を上げて笑うたびに嬉しくなってたこと。私はみゅうとくんの声と、喋り方と、笑い声が大好きだ。樹くんのボケにケラケラ笑われるともう、ときめきが止まらなかった。楽しそうにしてる姿、っていうよりも本当にもう笑い声が好きだ。ときどき裏返る、高い笑い声が。そしてちょっと幼い喋り方が。
ひらがなでしゃべる。それは私の中での褒め言葉。バカにしてるってみゅうと担の方々に思われないか戦々恐々としながらも言う。私はみゅうとくんのそんな喋り方が大好きだ。だってかわいいもん。綺麗に話す人が好きだったはずなのに、なんでだろう。あどけなさに惹かれるのか、見た目とのギャップに惹かれるのか。
喋り方。笑い声。それは柔らかくもキラキラと明るくて、ガラス瓶に入ったキャンディーを連想させる。



みゅうとくんのこと好きだなーーーって思ってやまない時間だった。担当とは違うけど、公演ではやすいくんばかりを見ていたけれど、こうして1つの記事として感想を残しておきたいくらい、みゅうとくんの存在は大きかった。いつもは担当ロックオンで、他の人のことは全然見えてないのがデフォルトだったのに、そこに入り込んできたみゅうとくんはすごい。あのときステージにいた人の中で、やすいくん以外これだけ感想を持った人がいるかって聞かれたら、みゅうとくんの他にはいない。



昨日から始まったサマステ後半戦。
明日の我者公演を見に行くにあたって、私は今猛烈に悩んでいる。公演中、誰を見るのか。
もともとこの公演に行きたかったのは、はぎやくんを見たかったから、はぎみゅってものを見たかったから。じゃあはぎやくんを見ろよって話だけど、これだけみゅうとくんの話をしてたら、次はみゅうとくんに焦点当てて1時間半を過ごしたいって気持ちになってしまうものだ。2人を同じくらいの熱量で見るとかいう器用なことはできないから、どうしよう…なんていうしょうもないけど贅沢なことを延々と考えている。

だって無理じゃん??いっぺんに色んな人のこと見るの!目がいくつあっても足りない。もう1つ目が増えたらその人の目線の先を見るのに使いたいし、もう1つ増えたら顔と身体を分担してその人を見るために使いたいし…って考えてたら、2人を見るって最高に難しい。何度も言うけど、そんな私がやすいくんのいない感想を書いていることにびっくりしている。


きっと今日の夜行バスの中でも悩みながら眠りに就く。
なにはともあれ、あの綺麗な姿、やさしい仕種、大好きな声にもう一度会える明日が楽しみだ。

ふかいうみをおよぐ

「なんでまたピアスの穴開けたの?痛くない?」
「痛いから開けるの。だって生きてるって感じがするでしょ?」
中学3年生の女の子は、笑いながらそう言った。唇につけたピアスを触りながら、そう言った。開けて、痛みを感じることに意味があるのだと。
その日、チーム者の公演ではぎやくんはパーマ姿を披露していた。それを知って、わくわくしながら授業に向かった矢先に聞いた彼女の言葉。
はぎやくんより4つ年下の女の子の言葉は、妙に頭に残った。


私は、やすいくんのことを延々と、鬱々と考えることが好きだ。そう、好きなだけだ。
いわゆる重たいファンってやつ。本気愛とは違ったベクトルだけど、重たい重たいファン。


サマステ7/30夜の部。チーム者vsチーム覇の公演。
私はこの公演をすごく楽しみにしていた。やすいくんとはぎやくんが同じステージに上がる公演だったからだ。
私が好きなやすいくん。そしてやすいくんのことを知ってから、やすいくんのことを調べてみると頻繁に名前を見かけたはぎやくん。隣どうしな2人。
はぎやくんのことを、可愛がりながらも、同期のようで弟のようだと言うやすいくん。
やすいくんのことを、育ててくれた人だと言い切るはぎやくん。
そんな2人が、敵として戦う舞台。楽しみにならないわけがない。

残念ながら、この日の公演に行くことはできなかったので、twitterに流れてくるレポを楽しみにしていた。
昼の部、やすいくんのチーム覇は負けてしまった。はぎやくんとの絡みもたくさんあったわけではなかった。それでも、楽しい公演だったことは伝わってきた。
夜はチーム覇が勝ちますように、そう願いながらバイトに向かった。バイトが終わるころには、夜の部のレポが流れているはずで、それを楽しみに4時間半働いた。理不尽に生徒に切れられても、菩薩のような心で乗り切った。

そして夜の10時。
バイトが終わり、twitterを開く。濁流のように流れるレポを一つずつ読んでいく。チーム覇は勝っただろうか。やすいくんとはぎやくんはどんな会話をしたのだろうか。スマホを見つめる表情を、バイト仲間に不審に思われようともお構いなく。


たくさんの呟きの中で見つけたのは、1つのやすいくんの言葉だった。
負けてしまって落ち込むチーム覇。二連勝して大喜びするチーム者。そんな温度差の中でやすいくんは言った。
「今年は中立がいないから。ここで俺たちが落ち込んだら、神宮寺が大変だから。せーの、にこー」
チーム覇みんなで笑えるように。少しでも気まずい空気を和ませ、明るく楽しい空気をつくれるように。負けて、悔しくて仕方がないはずの時間の中で、先陣切って気持ちを切り替えた。
(というのはあくまでも、どこまでいっても、文章を読んだだけの私の想像だけど。)


そんなこと言ったのか。それが最初の感想だった。
はぎやすのことなんて、正直どうでもよくなった。
やすいくんのことしか考えてなかった。


やすいくんは優しい。それは、最初からそうだったのか、それともこの世界での立ち位置としてつくり上げたのか、武器として持たざるを得なかったのか。
いずれにせよ、すみずみまで染み渡るような滋味のある優しさを持っている。
それに加えて、その場の空気を読む力、その場の空気をつくる力を惜しみなく出し切るMCの腕を持っている。

そう考えたら、あの時のやすいくんの言葉は全然不思議じゃなかったのかもしれない。
人としてできすぎてはいるけど、「さすが、やすいくん」で済まされるものだったかもしれない。

でも私はどうしても悔しくて、淋しくて、怖かった。
たぶん、やすいくんにも悔しいって感情を出してほしかったから。
そういう感情を見せようとはしてくれなかったから。隠されたから。
そして、できすぎて人間味のない姿に末恐ろしくなったから。


その気持ちの奥にあるのは、2つのわがまま。

1つは歪な形の幸せ。
やすいくんは、優しい自分でいることを選んだ。優しさを選んだことで、得られたものはたくさんあっただろう。
でも、失ったもの、傷ついたものもたくさんあったはず。優しさの犠牲に、やすいくんがなくしたものたちは、どうなるの?
いつまで、どこまで、何かを擦り減らしていくの?それを見るに堪えないんだ。

何かを得るためには、何かを失わなければならない。何もせずに幸せになんてなれない。時には傷つく。
最後はハッピーエンドだとしても、その道中で身ぐるみ剥がされてボロボロになることだってある。

でも好きな人には、傷つくことなく幸せになってほしいと願ってしまう。
道理の通らない幸せを掴んでほしいと願ってしまう。


もう1つは、存在しなかった信用。
あの場は、やすいくんにとって感情を丸出しにできる場ではなかった。
それはお金を払って見に来ているお客さんの前だったからだろうか。
自分の弱い姿を晒したくなかったからだろうか。
自分が倒れても誰かが支えてくれるという自信がなかったからだろうか。

7/23の公演で、やすいくんは緊張に震える姿を晒した。失敗して無様な姿も晒した。
冗談めかしていたけど、「このまま進行するの?メンタルが…」ってちょっぴりの弱音も吐いた。
そんな姿を見ていたからだろうか。1週間を経て、壁ができたと感じた。信用されてないのだと感じた。

ステージに立つ者として、それは当たり前の行動で、とるべき行動だったのかもしれない。
だけど、もう少し誰かを信じてほしかった。頼ってほしかった。寄りかかってほしかった。誰かの心にするりと入り込んで、優しさを振りまくだけでなく、誰かに踏み込まれる領域をつくってほしかった。
それは、やすいくんの信用が見たいし、得たいという、ただの私のエゴ。やすいくんの幸せとは無関係のエゴ。


そんな、欲だらけの考えをめぐらせながら、やすいくんに、その日の者覇公演に想いを馳せていた。
悔しいし、淋しいし、怖い、なんていうただの感情に任せて呟き散らしていた。


ここまで全部妄想です。創作です。
実際やすいくんは、人に優しくしても傷ついていないかもしれない。昨日だって、精いっぱい悔しい感情を顕わにしていたのかもしれない。

そう分かっていても、ダン、とスイッチが入ると脳内麻薬が出まくりで、重たく暗く、深読みに深読みを重ねるのが好きなだけです。
海に沈んでいくように、少しずつ息苦しくなっていく感覚。
気分は明るくならないけど、考えが歪めば歪むほど、やすいくんのことを考えている実感が、好きでいる実感が得られる気がして、やめられないのかもしれない。
私はきっと、ピアスを開け続けるあの女の子と一緒だ。
ただの自己満足な、自傷行為


こんなに考えたって、やすいくんの日常には何も関係ない。
だからこそ、好き勝手に考えを喚き散らせる。
正解はそこにあるけど、ないから好き勝手に思考をめぐらせていられる。

勝手に心配したり、やすいくんを悲劇のヒーローのように扱ったりしても、やすいくんはきっと今日も笑ってる。
これは、舞台「やすいけんたろう」を見ている観客の、感想であり二次創作の作品でしかない。そしてその作品の締めくくりはいつも同じ。
「やすいくんが笑っていればそれでいい。幸せになればそれでいい。」
今日も私は思う。やすいくんが幸せだったらいいなと。






よし、ノートは閉じて、やすいくんかわい~~~~って叫ぼう。
者覇公演のはぎやすのこととか、我者公演の消化しきれないほど供給されたはぎみゅのこととか、明るい話もしたいんだ私は!!!
やすいくんのチャチャチャははいぱー可愛かったよね~~~きゃは~~~ってしたいんだ!!