さあ 新しい靴の準備をして

ちょうど1年前の雑誌で、丈くんはこんなことを言っていた。

自分で開けてないドアがいっぱいあって、いろんな仕事で開けていくんかもね。


そんな丈くんのドアを、また1つ開ける機会がやってきた。

丈くん、主演ミュージカル決定おめでとう!!!!





藤原丈一郎大橋和也 主演
「リューン ~風の魔法と滅びの剣~」

こんっなに嬉しいことがあっていいのかなってくらいに嬉しかった。幸せ。ほんとうに嬉しい。おめでとう。
11/5の朝、友達から「丈橋が…」って連絡をもらって、なんだろうってTwitterを開いたら、2人の舞台が決まっていて。


「出演」じゃなくて「主演」。何度でも言う。「主演」。丈くんが主演のミュージカル。
私も出演と主演の字の違いが分からなかった。本当にすごい。夢かと思った。キャストの名前の最初に書かれた「藤原丈一郎」の文字。




何度も発表の記事を読んで、夢じゃないんだって分かっていくうちに、日程と会場と、丈くんたちのコメントと、あらすじも発表された。最初の発表で千葉と東京と大阪が会場ってことは分かっていて、丈くんの誕生日にも公演があって、おっけー全部行こう、って思ってたところに、残り2か所の会場も分かったわけなんですけど、1つは久留米なんですよ。久留米。3年間通っていた久留米。確かに新しい会場でこのまえ照史くんの舞台もやっていたけど、福岡の会場が天神でも博多でもなくて、丈くんたちが久留米に来る。


久留米で丈橋主演のミュージカルが見れる世界。


現実味がなさすぎて笑えた。丈くんたちにはぜひラーメンとか焼き鳥とか、美味しいものを食べて帰ってほしい。嬉しい。ぜったいに休み取って観に行く。
という個人的な話はさておき、全国5か所も回るなんて、大きな話で、本当にすごいね、できるだけいろんな場所にたくさん見に行くね。



それから丈くんのコメント。

『このお話を聞いた時、21歳にもなって出演と主演という字の意味が分からなくなりました』

最高に好きな丈くんだった。今までとは立場が明らかに変わるってことが、丈くんの中ではそういうふうに表現されるんだなって。笑いを誘うような微笑ましさもありながら、それだけ、すごいことを受け止めたってことが伝わる言葉。

そして丈くんは、一緒に主演を務める大橋くんのことを『ベストパートナー』だと言った。これがまた痺れた。そんな丈くんに対して、大橋くんは『藤原丈一郎くんには迷惑をかけるつもりです』と言った。私の思う、私の好きな丈橋のすべてだった。



話は少しそれるけど、丈くん側から丈橋を見ていると、丈橋って「お前が死んでも関係ない」だと思っていて。生きて、同じ仕事をしているから相手に意味があって、いなくなったらきっと何にも関係ない。引きずりもせず、大橋くんがいたことなんて微塵も感じさせないような顔してまたステージに立つのが丈くん、なのかなあって。いやこれはぜんぶ私の根拠のない妄想なんだけど。だから全然違うよふざけんなって思ったら全部聞くので連絡ください。


丈くんはきっと、丈橋って括りの意味を1番分かって1番考えている人だと思う。2人で仕事をもらう立ち位置にいたり、センターって位置を振られたりする現状を冷静に受け止めている人だと思う。それは、もう13年もジュニアを続けてきて、たくさんの人が辞めたり、後輩がデビューしたり、努力が必ずしも報われない、見えない力がたくさん働く場所にいたからできてしまうことだと思う。ステージに立っているときはあんなに楽しそうで眩しくて、そんなこと微塵も感じられないけど。いやだからこそ、微塵も感じさせないようにしているのかもしれないけど。

とにもかくにも、そうやって需要、みたいなものを分かってもなお、別にべたべたしないし、丈橋で売っていこうともしないし、ほんとに丈橋が丈橋ってことを知ってるのかな?ってくらい、普通の顔をしているところが好き。プライベートでも遊びに行くくらいには普通に仲はいいけど、別に1番、すっごく仲がいいってわけでもなくて、なんなら大橋くんへのあたりはいつも強い。だけどそれでも大橋くんは無邪気に丈くんに構いにいくから、良いバランスが保てているのかなと思う。大橋くんは丈くんとは反対に、いい意味で丈橋って括りのことを何にも考えていなさそうにも見える。わりとフラットに、1人の仲間として丈くんに接しているように見える。今回の『丈一郎くんには迷惑かけるつもりです』って笑いを誘うようなことを言ったところもそうだし、『ベストパートナー』って丈くんに言われてたけど「そうなん?」ってわりとへらっとしてそう。


それくらいの温度感な2人だけれど、丈くんは大橋くんのことを『ベストパートナー』って言ったんですよ。自分の初主演舞台の取材で。

普段の扱いが雑だって、ここぞというときには大橋くんの名前が挙がるんだなって思った。たとえば、今回一緒に主演を張るのが別のジュニアだったとしても、ずっと昔から一緒にいるからって「ベストパートナー」って言葉を使ったかなあ、とも思った。別に大橋くんだけが特別だと思っているわけではなくて、その言葉を当てはめるなら、丈くんの中では大橋くんだったのかなってそれだけのことなんだけど。真面目にちゃんと大橋くんのことを見てきて、一緒に仕事をしてきて、隣に立つ大橋くんのことを、きちんと信頼していることの表れだったと思った。ほんとうに、ただそれだけ。

そんな大橋くんと2人で主演っていうことが、余計にこの舞台を楽しみにした。私は丈橋がすごく好き。2人とも初めての外部でのミュージカルで、主演で、死ぬほどいろんなものと戦っていくんだと思う。稽古だって今までと全然違うだろうし、主演や座長を務めて、地方だって回る。プレッシャーは相当なものだと思う。それを、丈くんは大橋くんと一緒に乗り越えていく。その構図に胸がとってもときめいた。



そしてあらすじ。これがまたすごい。

幼なじみのリューン・フロー(藤原丈一郎)とリューン・ダイ(大橋和也)。二人は15歳。リューン・フローは一角狼座の芸人で、リューン・ダイは戦士の修行中だ。二人はまるで兄弟のように仲が良く、共に10年前の戦争で両親を失っていた。ある日、二人は伝説の「滅びの剣」を見つけてしまう。それによってリューン・フローとリューン・ダイの運命の歯車が狂いだす。「滅びの剣」を手に入れようと軍勢を率いて現れた大国の長・ダナトリアは、村を焼き払おうとするが、リューン・ダイはその剣を手にし、敵も味方も関係なく皆殺しにしてどこかへと消えてしまった。失意のリューン・フローは、友であるリューン・ダイを殺すための旅に出る…。

リューン・フローのお供には同じく幼なじみのエルカとファンルンがいる。3人は様々な土地で様々な人と出会い、戦うこと、生きること、この世界の美しさと醜さを知る。一方リューン・ダイは、「滅びの剣」に支配され、巨大な竜を仲間にし、どこかへと向かう。それは10年前のあの日の復讐の旅でもあった。ファンルンの裏切りによってリューン・フローは捕らえられ、声を奪われてしまう。そしてリューン・フローとリューン・ダイは、世界の果てでついに対峙する……。


「兄弟のように仲がいい幼なじみ」「敵も味方も皆殺し」「友を殺すための旅」「復讐の旅」「裏切られて奪われる声」「世界の果てでの対峙」

もうおたくが好きな設定盛り込まれすぎじゃない?やっぱり夢とか言わないよね?前に村焼きジャニーズの話が盛り上がってたけど、それと同じくらい、どのシンメ、どのコンビを当てはめたいか考えたくなるような設定。
を、丈橋でやるんですよ。丈橋が幼なじみ設定な段階でわりといっぱいいっぱいなのに、どこまでできすぎたシナリオなんだろう、ちょっと待ってほしい。しかもこの設定なら、敵も味方も皆殺しにして消えるのは大橋くんだし、そんな友を殺すための旅に出るのは間違いなく丈くんだと思うんだよね。逆の設定ではなくて、この2人だったら、そういう配役だろうし、丈橋で演じる物語としてぴったりとしか思えなかった。それに加えて丈くんは芸人役。お笑いの芸人とは違うって分かっているけど、丈くんにぴったりすぎない?どこまでもうるさくてずっとお口が動いている人なのに、声を奪われる役っていうところもそそられる。この役を、リューン・フローを、丈くんはどう生きるんだろう。すごく楽しみ。



日程も、会場も、キャストも、物語も、全部ぜんぶ出来すぎなくらいだ。


今回のミュージカルを手掛けるウォーリー木下さんの舞台を、丈くんが偶然観劇に行っていたこともまたできすぎていて、まるで丈くんがこの舞台の主演になることが運命だったみたいで。

だけどこれは運命なんかじゃない。丈くんが掴んだ仕事。夏の少年たちを観たプロデューサーさんが推薦してくれたから実現した話。丈くんが、この夏1か月間松竹座で頑張っていたことが、新しい次の仕事に繋がった。



丈くんはいろんな夢を言葉にしてきた。そんな丈くんの夢が叶ったり、それに1歩近づいたりすることが本当に嬉しい。

丈くんは、舞台が決まった次の日の日誌で主演に決まったことを『ここまで這い上がってこれた』と書いていた。そして『上を目指して自分の夢に近づきたい』『頑張って上に上がります』とも言っていた。そのためにはファンの応援が必要だとも。

もちろん、丈くんを見に行きたいから今回の舞台だって見に行く。だけどそれだけじゃなくて、そうすることが、舞台に足を運んで、お金を落として、声を届けることが丈くんの後押しになるのなら、その意も込めて、行けるだけできるだけこの舞台に行きたいと思った。



丈くんを好きになってからまだ1年も経っていないけれど、ずっとずっと嬉しいことが続いている。コンスタントに、丈くんのいろんな活躍を見ることができた。丈くんの夢が叶うことも、また1つ、丈くんが大きくなる瞬間に立ち会えることも本当に嬉しい。あのとき丈くんのことを好きだと思えてよかったと、毎日思う。なんだかできすぎていて、こわいくらいだった。だけど、これはぜんぶ夢なんかじゃない。ここまで這い上がってきた丈くんはきっと、あとは上に上がっていくだけだ。すごくすごく、頼もしくて、楽しみで、夢がある。




演出のウォーリー木下さんはこう言った。

『さあ、ぜひ、もうひとつの世界の扉を開けてください』

まるで1年前の丈くんの言葉を知っていたみたいなメッセージ。
丈くんがもうひとつの世界の扉を、開けていないドアを開けた先に、どんな丈くんが待っているのか、今からすごく楽しみ。楽しみで仕方がない。

本当に、主演決定おめでとう。